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論理的思考とは、論理的思考ができる人の特徴4つ

今日は、論理的思考ができる人の特徴を4つ紹介していきたいと思います。

 

1,結論を出す

 

 論理的思考がある人は、普段から、NOの決断を下している。そして、その根拠を見つけている。

つまり、普段からニュースなどを見て賛成か、反対か、を考える癖をつけると良い。

そしてその説得力は根拠から生まれる。

 

 

2,筋道を立てる。

 

筋道を立てるとはどうゆうことか。

それは、根拠と結論を、「なぜなら」「だから」でつなぐこと。

根拠⇒だから⇒結論

結論⇒なぜなら⇒根拠

 

演繹法の三段論法

      • 大前提:「すべての人間は死すべきものである」

      • 小前提:「ソクラテスは人間である」

      • 結論:「ゆえにソクラテスは死すべきものである」

 

これは次のように記号を使って表現することもできます。

 

 

帰納法

もう1つの代表的な筋道の型に「帰納法(きのうほう)」があります。ロジックを1本の線でつなぐ演繹法に対し、帰納法は複数の線でつなぐ方法です。

 

結論:「先生は風邪を引いている」

根拠1:「さっきからしきりに額に手を当てている」

根拠2:「マスクをしている」

根拠3:「頻繁に咳き込んでいる」

根拠4:「鼻声だ」

根拠5:「前日に『家内が風邪を引いていて家事が大変』と言っていた」

 

先生は風邪を引いている」という結論は、5つの根拠から推測できます。演繹法と比較すると論理性はやや低くなりますが、その分創造的な結論を導きやすい方法です。

 

3,ファクト(客観的事実)を基にする。

 

「客観的事実」や「みんなが受け入れる自明の理」「原理原則」などと言い換えることができます。説得力のあるロジックには「結論→根拠」のあとに「根拠→なぜならば→根拠→……」というように根拠を裏付ける根拠が続きます。

この最後に来る根拠、つまり結論の大本になる根拠には必ずファクトを使うというのが、論理思考3つ目のルール「ファクトをもとにする」なのです。以下ではなぜこれが重要なのかを見ていきましょう。

 

例えば、「みんながスマホを使っている」というのはファクトではない。しかし国民の90%がスマホを使っているというと、これはファクトになる。数字はファクトになる。数字は最も説得力のあるファクトとなる。

また、事実として確認できることもファクトとなる。

〇)あの山の向こうには町がある。なぜなら、先週行ってきたからだ」

×)あの山の向こうには町がある。なぜなら、そんな気がするからだ」

 

また、ファクトとして利用できないのが、データが古い場合や、データの二次転用などがある。また、数字だけ見ても必ずしも、ファクトとすることができるとは限らない。

 

例えば、降水量がオーストラリアは人口一人当たりの降水量が多い=水に恵まれている。とはならない。なぜならば、降水量が多くても、オーストラリアは広いので水を有効に活用できていないからである。

 

また、100%の事実ではなくても、専門家が話したことなども、ファクトとして利用できる。

 

4,論点を押さえ、全体のバランスを良く考える。

 

 論点を押さえるとはどうゆうことなのか。

⇒問題に対してどれだけの効果があるのか。論点の設定はここを考える必要がある。

 

全体のバランスを考えるとはどうゆうことか

ロジックは結論、ファクト、筋道が過不足なく存在してはじめて機能します。このうちの1つでも欠ければロジックは一気にもろくなってしまうのです。次の例を見て、具体的に考えてみましょう。

 

具体例を挙げると、Aさんは行列のできているラーメン屋を見て「ここおいしいみたいだね」といいBさんは「食べたことあるの」と聞くとAさんは「ない」と答え、Bさんは納得したようなしていないような顔をした。

 

これは、ファクトが「行列ができている」だけの1つのファクトだけで、必ずおいしいラーメンかどうかわからないからである。もしかしたら周りにラーメン屋がないだけなのか、広告費を払ってたくさん人が来ているだけなのかはわかりません。

 

つまり、大事なことは、論理思考では、結論だけ、ファクトだけというように一部分を見るのではなく、ロジック全体を見て過不足がないようにバランスを調整しなくてはなりません

 

まとめ

 

今、自分が何を考えるべきなのかをしっかりと考え、重要でない論点をしっかりと見極めなければなりません。

 

また、一つの結論を導くために、1つのファクトだけだと説得力がなくなります。だからいってファクトを10個も20個も用意するとかえって何が重要なのかわかりません。ロジックの全体を見て過不足がないようにバランス調整をしなくてはなりません。